体外衝撃波療法

体外衝撃波療法について

体外衝撃波療法とは、身体の外から衝撃波(ショックウェーブ)という音の振動を患部に当てることで、痛みの改善や組織の回復を促す治療法です。手術をしない方法で、特に慢性的な痛みや治りにくいケガに対して使われます。

もともとは腎臓結石の治療として開発されましたが、現在では整形外科やリハビリテーションの分野でも広く使用されています。

代表的な適応疾患

  • 足底腱膜炎(かかとの痛み)
  • アキレス腱炎
  • テニス肘・ゴルフ肘
  • 石灰沈着性腱板炎(肩の痛み)
  • 腱の付着部炎(大腿骨や膝、足など)
  • 難治性の筋肉や腱の痛み

治療

患部にゼリーを塗り、機械の先端を当てて衝撃波を照射します。
1回の治療は10~20分程度です。
通常は1~2週間ごとに3~5回程度の治療を行います。

※症状により異なります。

痛みや副作用

照射中に軽い痛みや違和感を感じることがありますが、我慢できる程度のことがほとんどです。
ごくまれに、皮膚の赤みや腫れ、内出血、軽い筋肉痛のような症状が出ることがありますが、数日以内に自然に治まります。

治療後の効果

治療後すぐに効果を感じる方もいれば、数週間かけて徐々に改善する方もいます。

衝撃波により血流がよくなったり、組織の修復が進んだりすることで、時間をかけて症状が軽くなっていきます。

注意点・できない方

以下に該当する方は、治療が受けられない場合があります。

  • 妊娠中の方
  • 出血傾向のある方(血液サラサラの薬を服用中など)
  • 心臓ペースメーカー使用中の方
  • 骨が未発達な小児
  • 照射部位に感染や腫瘍がある方

治療について不安なことや疑問がありましたら、遠慮なく医師やスタッフにお尋ねください。

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アクセス・診療時間


所在地

〒580-0015
大阪府松原市新堂4丁目1186-1
松原新堂クリニックビル2F


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